いちごの品種

【ゆめのか】はどんな苺? 特徴、産地、名前の由来は?

『ゆめのか』はどんな苺でしょうか?
特徴や、主な産地、名前の由来などをご紹介します。

『ゆめのか』の特徴。ジューシーで甘さと酸味のバランスよし!

『ゆめのか』の特徴は、大きめの円錐形で、果皮は色むらもなく綺麗な赤色、果肉、果心は淡い赤色。甘さは濃厚で、ほどよい酸味とのバランスに優れた、香り高いさわやかな味わい。果汁が多くジューシー、果肉はほどよく硬さで、輸送性と日持ち性に優れています。

見た目 大きめの円錐形。ヘタの近くまで綺麗な赤色。
食感 少しかためで果汁が豊富
味わい 甘味十分で、酸味とのバランスもよく、風味のよい甘酸っぱさが楽しめる
価格・値段 高め

愛知県を代表する、愛知県のオリジナル品種

『ゆめのか』は、愛知県生れの苺です。
玉揃いが良く、収量が多いのが特徴の「久留米55号」に、果皮がかたいのが特徴の「系531」の交配により生まれました。

育成場所は、愛知県農業総合試験場。2007年に品種登録された、愛知県のオリジナル品種。栽培するには愛知県との許諾契約が必要らしいです。

愛知県で主力品種だった2種、「とちおとめ」より収量を多く、「章姫」より輸送性の高いイチゴを目指して、ゆめのかが誕生。

品種名 ゆめのか
品種登録 2007年
育成場所 愛知県
系統 「久留米55号」「系531」

『ゆめのか』の産地はどこ?

『ゆめのか』の主な産地は、愛知県、長崎県など。

愛知県生まれですが、長崎県でも、2012年より本格的に栽培が始まり、いまや県を代表する品種として県栽培いちごの4割を占めています。
長崎県だけでなく、奈良県や佐賀県などでも生産量が増えてきています。

『ゆめのか』の由来は、

ゆめのかという名前の由来は、「みんなの夢が叶うおいしいイチゴ」という意味が込められています。

『ゆめのか』の旬はいつ? 1月~3月頃!

『ゆめのか』は12月頃~5月初頃に店頭に並びます。
中でも、1月~3月が旬の時期です。

『ゆめのか』のおすすめの食べ方。そのままがベスト!スイーツにも相性よし。

『ゆめのか』のおすすめの食べ方は、甘みと酸味のバランスがよいので、そのまま生食。
また、ほどよい酸味があるので、生クリームとの相性もよく、果肉もしっかりで飾り付けもきれいに仕上がるので、パフェやケーキにもおすすめです。酸味の方が気になる場合は、練乳やチョコレートをかけると、これまた美味しくいただけます。

赤色が濃く、ビタミンCも豊富な『ゆめのか』
味わってみては。

今日も美味しいイチゴを食べてパラダイス!