『とちおとめ』はどんな苺でしょうか?
特徴や、主な産地などをご紹介します。
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『とちおとめ』の特徴。甘さとほどよい酸味のバランスがよい!
『とちおとめ』の特徴は、円錐形で光沢があり、鮮やかな赤色。糖度が高くて甘みも強く、ほどよい酸味もあって、果汁もたっぷりです。
比較的日持ちがするのも魅力。
見た目 | 比較的整った円錘形。鮮やかな赤色で光沢も良い。 |
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食感 | 果肉がしっかり、果汁が多くてジューシー |
味わい | 糖度が高く、適度な酸味もありバランスよし。収穫直後は甘く強い香り。 |
価格・値段 | 普通 |
生産量日本一の品種で、東日本ではシェアNo.1
『とちおとめ』は、栃木県生れの苺です。
果実が大きく、形が綺麗な品種「久留米49号」と大果で甘い品種「栃の峰」の交配により生まれました。
育成場所は、栃木県農業試験場。
1996年に品種登録されています。
東日本の苺の代表品種といえば、「東の横綱」と呼ばれた『女峰(にょほう)』でした。
より美味しい品種を目指して、女峰の色の鮮やかさや円錘形を受け継ぎながら、粒は大きく、甘みは強く、果汁の多い「とちおとめ」が誕生。
女峰から世代交代が行われていき、生産量日本一、東日本のシェア1位の苺の代表品種となっています。品種登録されてから20年以上経った現在も不動の人気です。
品種名 | とちおとめ |
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品種登録 | 1996年 |
育成場所 | 栃木県 |
系統 | 「久留米49号」「栃の峰」 |
『とちおとめ』の産地はどこ?
『とちおとめ』の主な産地は栃木県で、シェアは約80%。
続いて茨城県産が第2位、他に千葉県や愛知県などでも栽培されています。
ちなみに、栃木県は苺の生産量では全国第1位。
『とちおとめ』の旬はいつ? 2月〜4月頃!
『とちおとめ』は11月頃~6月頃に店頭に並びます。
中でも、2月〜4月が出荷量が多く、味が良いピークとなります。
『とちおとめ』のおすすめの食べ方。そのままが一番!
『とちおとめ』のおすすめの食べ方は、生食。特に新鮮なとちおとめは甘い香りがするので、ヘタを取って洗って「そのまま」いただくのがおすすめ。
果汁も多く、強い甘みほどよい酸味を楽しめて、香りも良いので、そのままが一番です。
また、ジャムやソースにも、ケーキやパフェにも向いています。
果肉が淡い赤色なので、半分に切って断面を見せてもきれい。飾り用にもおすすめです。
東日本ではシェアNo.1!関東ではおなじみのいちご『とちおとめ』
味わってみては。
今日も美味しいイチゴを食べてパラダイス!